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チョコです、愛子内親王、卒業文集の作文「世界の平和を願って」 [ちょっとお出かけ]





こんばんはチョコ君です。
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今日も暑かったですね、(;^_^A アセアセ・・・
前回記事の続き、宇治平等院&嵐山❷です。

今回は嵐山編、
綺麗な「桜の花」、同じ桜ですが色んな表情をパチリ
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渡月橋、凄い人、人、人!
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こんなん食べました「いちご大福」(・<;_;)ムシャムシャFotorCreated33.jpg

ここも、人、ひと、人、舞妓さんも!
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ちりめんの吊るし飾りのお店です。
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お話し変わります。

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愛子内親王が、中学の卒業文集に記した作文!!

「世界の平和を願って」との題で、昨年5月の修学旅行
で広島市を訪れた際に感じたことや、平和への思いがつ
づられています。

素晴らしい作文です、是非とも読んで下さい。  

全文は次の通り(表記は原文通り)。

 世界の平和を願って 敬宮 愛子

卒業をひかえた冬の朝、急ぎ足で学校の門をくぐり、
ふと空を見上げた。雲一つない澄み渡った空がそこに
あった。
家族に見守られ、毎日学校で学べること、友達が待って
いてくれること…なんて幸せなのだろう。なんて平和な
のだろう。

青い空を見て、そんなことを心の中でつぶやいた。
このように私の意識が大きく変わったのは、中三の五月
に修学旅行で広島を訪れてからである。

原爆ドームを目の前にした私は、突然足が動かなくなっ
た。
まるで、七十一年前の八月六日、その日その場に自分が
いるように思えた。

ドーム型の鉄骨と外壁の一部だけが今も残っている原爆
ドーム。
写真で見たことはあったが、ここまで悲惨な状態である
ことに衝撃を受けた。

平和記念資料館には、焼け焦げた姿で亡くなっている
子供が抱えていたお弁当箱、熱線や放射能による人体へ
の被害、後遺症など様々な展示があった。これが実際に
起きたことなのか、と私は目を疑った。

平常心で見ることはできなかった。そして、何よりも、
原爆が何十万人という人の命を奪ったことに、怒りと悲
しみを覚えた。

命が助かっても、家族を失い、支えてくれる人も失い、
生きていく希望も失い、人々はどのような気持ちで毎日
を過ごしていたのだろうか。
私には想像もつかなかった。

最初に七十一年前の八月六日に自分がいるように思えた
のは、被害にあった人々の苦しみ、無念さが伝わってき
たからに違いない。
これは、本当に原爆が落ちた場所を実際に見なければ感
じることのできない貴重な体験であった。


その二週間後、アメリカのオバマ大統領も広島を訪問さ
れ、「共に、平和を広め、核兵器のない世界を追求する
勇気を持とう」と説いた。

オバマ大統領は、自らの手で折った二羽の折り鶴に、そ
の思いを込めて、平和記念資料館にそっと置いていかれ
たそうだ。

私たちも皆で折ってつなげた千羽鶴を手向けた。私たち
の千羽鶴の他、この地を訪れた多くの人々が捧げた千羽
鶴、世界中から届けられた千羽鶴、沢山の折り鶴を見た
ときに、皆の思いは一つであることに改めて気づかされ
た。

平和記念公園の中で、ずっと燃え続けている
「平和の灯」。
これには、核兵器が地球上から姿を消す日まで燃やし続
けようという願いが込められている。
この灯は、平和のシンボルとして様々な行事で採火され
ている。

原爆死没者慰霊碑の前に立ったとき、平和の灯の向こう
に原爆ドームが見えた。
間近で見た悲惨な原爆ドームとは違って、皆の深い願い
や思いがアーチの中に包まれ、原爆ドームが守られてい
るように思われた。

「平和とは何か」ということを考える原点がここにあっ
た。

平和を願わない人はいない。だから、私たちは度々
「平和」「平和」と口に出して言う。
しかし、世界の平和の実現は容易ではない。
今でも世界の各地で紛争に苦しむ人々が大勢いる。
では、どうやって平和を実現したらよいのだろうか。

何気なく見た青い空。
しかし、空が青いのは当たり前ではない。
毎日不自由なく生活ができること、争いごとなく安心し
て暮らせることも、当たり前だと思ってはいけない。
なぜなら、戦時中の人々は、それが当たり前にできなか
ったのだから。

日常の生活の一つひとつ、他の人からの親切一つひとつ
に感謝し、他の人を思いやるところから「平和」は始ま
るのではないだろうか。

そして、唯一の被爆国に生まれた私たち日本人は、自分
の目で見て、感じたことを世界に広く発信していく必要
があると思う。

「平和」は、人任せにするのではなく、一人ひとりの思
いや責任ある行動で築きあげていくものだから。

「平和」についてさらに考えを深めたいときには、
また広島を訪れたい。
きっと答えの手がかりが何か見つかるだろう。

そして、いつか、そう遠くない将来に、核兵器のない世
の中が実現し、広島の「平和の灯」の灯が消されること
を心から願っている。 (西日本新聞17年3月22日)

!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

皇室の平和への思いが伝わって来ました!!


今日も最後までお付き合いありがとうございました。

ヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)oヾ(*^▽^*)o バイバイ♪
















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トックリヤシ

率直にお気持ちが表現されていますね~。

by トックリヤシ (2017-04-18 21:39) 

kazg

飾られたよそ行きの口先だけの作文ではなく、初々しくみずみずしい心の動きが、ありのままに(しかも節度を持って)表出した文章とお見受けしました。このような少年少女が、新しい日本を築いて行くのだとしたら、希望は棄てなくてもよいのかも知れません柄。
by kazg (2017-04-18 22:37) 

momotaro

こんばんは。
西日本新聞に載ったのですか、素晴らしいものを読ませていただきました。ありがとうございました。
愛子さんは、確かにお変わりになりました。心配なほど痩せていられたのが、ふっくらにこやかになった。そのきっかけが広島訪問だったのですね。
この人が次の次でもいいじゃないですかねぇ、男に限ることはないのでは?
by momotaro (2017-04-18 23:39) 

ファルコ84

京都は嵐山の桜、格別ですね、美しい。
イチゴ大福、舞妓さん・・・
私も、昨年末に京都を楽しみました。
また、行きたい。
by ファルコ84 (2017-04-18 23:53) 

poko

チョコ君、こんにちは。
ピンクが濃いように見える嵐山の桜、きれいですね。
いちご大福も美味しそう♪
by poko (2017-04-19 11:42) 

えんや

戦後日本の平和の原点、、、広島ですね。
素晴らしい平和へのメッセージです、、、皇室の
平和への思いがひしひしと伝わってきます。
日本国民の願いでもあります。
戦争出来る国づくりのアベ政権に届いていると思うけど
、、、。

by えんや (2017-04-19 20:35) 

majyo

桜の時期の嵐山は行きたいですが、なかなか
やはり混んでいましたか
本当に微妙に色が違いますが、淡い色です
イチゴ大福が関東と違うのが面白い

愛子さんのこの文はニュースで一部聞きましたが
こうして全文読んで、とても感動しました。きっとご両親や
祖父母の思いもあるのではないでしょうか
私もあの地に立った時、終戦の年の夏が蘇りました
この川で多くの人が水を欲して、入ったのだと
愛子さん、とても素敵な少女ですね。
ご紹介下さってありがとうございました
by majyo (2017-04-20 16:00) 

ニッキー

さすが桜咲く京都、スゴイ人ですねぇ(^O^)
もしかして半分くらいは外国の方だったりして^^;
苺大福の大きな苺が美味しそう(^-^)
平和への願い、とても素直で素敵なメッセージですね^^

by ニッキー (2017-04-20 17:33) 

風船かずら

吉永さんの思い、愛子さんの作文どちらも感動しました。紹介くださってありがとうございます。かわいいチョコ君にまた会いにきます。
by 風船かずら (2017-04-24 14:01) 

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